外反母趾と戦う靴職人の日記

靴に関する、ご質問、お悩みや、痛みのご苦労をお聞かせください。

即答とはいきませんが精一杯お答えさせていただきます。
より良い靴作りに生かし、一緒に悩み、お役に立つことがあればと思います。

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履きなれた靴をチェック!

こんにちは、


今お履きの靴。

手を突っ込んで、足のつめの来る当たり。

穴があいていたり、へこんでいる方は要注意です。


足が靴の中で動き、負荷をかけて靴が痛んだ物です。


靴が痛んでいる事が問題なのではありません。


靴の中のその様な痛みは、

靴にも負荷が掛かっていますが、

それ以上に足に負担をかけています。


穴があいているほどの負荷は、

足によって起こされています。


足えの影響は大きく、

外反母趾の原因や、内反小趾、タコ魚の目の原因。


いろいろな方の靴の状況を見せていただくと、

外反母趾などになっている理由や足への負担の大きさを

感じさせられます。


自身では履きやすい靴と感じていても足癖ガ靴についた靴を見れば

足の痛んでいる箇所や原因が見えてきます。

新年・明けましておめでとうございます。

新年、明けましておめでとうございます。


早い事です。

歳が明けてすでに四日目です。


今年はやっと正月が来た感じがします。

暮れからのいろいろな事の忙しさもありブログからも離れてしまいました。


その間にたった一個のデコポンも収穫し頂きました。

たった一個のデコポン、

とてもあまかった~。

家族四人で頂きました。


毎週のように子どもたちのサッカーの試合があったり

忙しい一年でした。

三年生の次男も五年生と一緒に静岡県大会に

連れて行っていただけることになり親としてはチームやコーチに感謝です。


仕事も暮れ、本当に最後まで政策に追われる毎日でした。

どうもありがとうございました。


今年もどうぞよろしくお願いします。



足の痛みの箇所と原因は別・・・な事も

こんにちは、


「 私は足の幅が広くて・・・。 」


と言われる方が多く、

合う靴が無くてお困りのお悩みを良く耳にします。


実際に足を見せていただくと


うんっ!


それほどでもない方が大半です。


靴を履いていての足の痛みが幅の広い足だと感じる

要因になっているようです。


足の横幅が痛くなることは靴が足にあっていないからですが、

足の幅が広いから痛くなる方ばかりではなく、


足の幅よりも足を守れる理由と、他の箇所でしっかりと合わせることが出来れば

靴を履いていて、足が痛くなることはありません。


靴を扱う仕事をしていて感じる事なのですが、

痛みの箇所と原因が違う事が違う事は良くあることです。

靴 ・ くつ ・ クツ 作る

こんにちは


靴を作っていただいたお客様に

新たなデザインの靴は出来ていないかの期待を良く頂きます。


僕の頭の中には常に新たな靴製作のための

ヒントや、アイデアなどを考えています。


今も、

デザインとは違うのですが、

靴を履きやすくするための新たな試みとして、

靴底の開発をしています。


材料のマッチングと形体、丈夫さを考え、

履きやすさに生かされる為のものにしたいと思っています。


何足かのものを今までも作りながら、

自分自身でも生活の中で履いて試してきました。


改良の連続を重ねて作り上げていて、

あと少しで完成しそうです。


とは言っても、後数ヶ月は掛かりそうです。


靴のデザインを考え、

完成するまでにはいつも月日のかかることです。

安易にデザインして販売する事はありません。


いろいろ、さまざまな足の形の方が来られますので、

木型と足を合わせていくことはもちろん、

それを生かし、

履く方が次に期待を抱いていただける靴を常に提供し、

作りたいと思います。


靴の形を作るだけは楽なのですが、

作り方の工程や、材料の使い方を誤った靴を作ると

必ず、履いていただいてから

何らかの誤りに気付きます。

そして、お客様は気付かなくとも、

足への負荷などが変にかかっていたりして、

お客様の足にご迷惑を感じる事もあります。


ご期待を頂きいつもありがとうございます。

お時間を常にいただく事をお許しください。



靴が望む事

こんにちは、


足の形、これまで履いてきた靴による変形や足の症状、

外反母趾の症状ひとつ取ってみても変形の度合い、

痛みの具合はさまざまな様です。


十数年僕は靴の仕事に携わり、

父は40数年のキャリアー。

長く同じお客様と接していて、

歳とともに足も変わり、

変形の仕方や、痛み具合、

同じ人の足が、歳をとっても常に同じという事が無いという事を感じさせられます。


靴が木型によって型付けされているのですが

木型を重視した上での靴を作り、材料選択、デザイン性を考えた靴作りをしなければ、

足への負担は増すばかりです。


本来であれば、既製品の靴で対応する事が出来ればよいのだと考えます。

靴をお求めの方もその酔うなことが可能だと考えての購入の様です。


足の痛みをすでに抱えていたり、

変形したり、

足の形も左右違いがあったり、

足の形などが千差万別となる症状をお持ちの方が多い現代です。


一見、既製品の靴が何方にも合う事を考えて作られている様ですが、

どの様な足の方にも合うような都合の良い靴を作る事はとても難しく、

現実的には不可能な事なのです。


デザイン性、

ヒモを締めることによって、

足に沿うことをさせようとすることは出来ますが、

木型が足と沿うこと、合わなければ限界があります。

元である木型、靴が型付けられている木型 が履く方の足に沿う、

適切に合う事がとても重要な事なのです。



靴に望む事

こんにちは



この木型はほんの一例の物なのですが、

僕独自に作った木型です。


メーカーさんなどとは違いお客様に接する機会が多いためなのですが、

木型屋さんにて出来上がった木型を使う事はありません。

オーダーで作られる靴屋さんでも独自の木型をお持ちの方は少ないと思います。


数種類ある木型の中からお客様の足に近い木型をチョイスします。

その木型をお客様の足に合うように必ず調整を加えてから使用するため、

このまま使う事は、まずありません。


木型のサイズの違う物を使用する事も足のサイズによっては可能。

あります。

片足だけ変形している方などにも対応します。


この木型の使い方しだいで、

履き良さや痛みを回避する事などが可能です。


変形した足を直す事は出来ませんが、

変形などに対しても進行を防ぐ事のお役に立てると思います。


木型


使い方、足に合うのか合わないのかでは

足に対する負担や、痛みはかなりの違いが出る物です。


まずは足のことを考え、足の健康を守る物として

有効に木型を使った靴つくりが望まれます。

そして、それを生かすデザイン性も考えて行かなければなりません。

アナログな靴 (僕流)

こんにちは


靴製品等は中国等で作られる物が多くなってきました。

国内でも製造をされてはいますが、

僕が修行をしていた頃よりも海外で作られる製品が多くなっています。


大半の製品は流れ作業の工程を経て作られ、

職人の世界も

甲革師、底付け師、裁断師の手を経て作られます。

ほかに靴を製品にするまでには、

デザインを担当するデザイナー

型紙を担当する型紙師

材料屋さん

(表の革、裏革、中底、本底ほかさまざまな材料)

漉き専門に行う漉き屋さんなどもありますし、

甲革の作業や底付けの作業などは

一人で作業をこなす職人さんが少なくなりましたので、

職人ではない方が職人作業を細分、分担して流れ作業をしている

製造屋さんもあります。


現代においてはかなりアナログ的な作業を経ての

製品作りをしている業界かもしれません。


僕の仕事は、

デザイン、型紙、甲革、底付けに至るまで、

靴一足を材料選びから、製品に完成させるまでの作業をすべて行います。

ただ、今は

父がもともと底付け師の職人であるため、

父に底付けをお願いする事もよくありますが。


お客様の足の具合をお聞きし、足型を取らせて頂き、

靴を作っていくのですが、

業界以上にアナログな

古典的な作業のようにも僕自身感じています。

その作業を合理化しても

履いていただく方の足のためにはならないので、

必要な合理化(足のため本位)以上のことは

行わない靴つくりです。




木型です。


木型については大切な事ですので

次にお話させていただきます。


これも僕流で、アナログです。






初収穫・大切な一個

こんにちは



植えて三年目で一個のデコポンなりました。

あと二個の実がなっていたのですが、

初夏の頃の台風で落ちてしまいました。

大切な一個です。


緑から黄色く色づいてきました。

早くオレンジ色になるのが楽しみです。

道具を有効に使う

こんにちは



股関節の長さの違う方が履かれる靴です。

2年間履かれ、これは二足目。

三足目の注文をいただいた今回、

お宅にお邪魔したときにこの靴の履かれ方が気になりましたので、

お借りしてきました。


ヒモを締めっぱなしで履かれ、

足を入れる際にかかとを踏んでしまう事もあり、

かかとの芯が少しつぶれています。

そして、足をかかとに引いて履いていただいていない様子。

足が靴の中で前に突っ込み、体重も掛かり、

つま先が靴のつま先の芯に当たっていて、

2年の間に穴が空いてしまっていました。


穴を空けるくらい指先、つま先に負担をかけていることです。

外反母趾などほかさまざまな症状の元になります。


この靴は、具合良く履いていただくためにお直ししてお返しし、

足を守れる履き方を再度お願いし、

靴は足を守れる道具としていただきたいと思います。


靴は道具だと僕は考えています。

どのような使い方をしても足を守れるわけではありません。

道具の使い方を有効に使っていただく事で、

足を守り、痛みや足の変形を防ぐ事、足を癒す事も可能です。

足に合っている靴を選び、正しい靴の履き方をお願いします。


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こんばんは、



「 忘れられない名試合 」

僕にとって、忘れられない試合は

我が子をほめるようでお恥ずかしいのですが、

夏休みの合宿の時の大会です。


今、6年生になるのですが

サッカーを始めたのは5年生の夏から。

けして運動神経のいい子とは言えず、

当時はちょっと太目の長男。


一年経ち、

チームでの存在感も出てきた様子です。

彼よりも上手な子は何人もいますが

負けん気だけはチーム1.2だと思います。


そんな彼が6年生、夏合宿の大会で、

1 ― 0 で負けている試合です。

後半、残り時間も少なく

2分くらいしかなかったでしょう。

あきらめムードに僕はなっていました。

ボランチの位置から押し上げミドルシュート?

同点打!


相手のキックから再び試合再開、

見方の蹴ったシュートのこぼれに反応し

スライディングシュート!

大逆転です。



タイトル未設定



こんなかっこいい長男の姿は始めてみました。


カメラを首に下げ、それもデジカメ、

連射して取れるようにセットして右手に持ち、

人差し指はシャッターボタンに掛かっているのに

一枚も彼の勇姿を取る事無く後悔です。

( 上の写真は違う試合のものでイメージ参考という事で )


でも僕の脳裏にはちゃんと彼のゴ~ル・ゴ~ル

二本残っています。

他にも彼のゴールは十数本見てきましたが、

この大逆転の試合だけは忘れる事の無い

良い想い出を頂きました。




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