メガネと靴 !? | 外反母趾と戦う靴職人の日記

メガネと靴 !?

こんにちは、


三連休は、子どものサッカーの試合です。

ちょっとおひまを・・・。


先日の楽しい靴は、

メガネ、いやサングラスといった方が良いのでしょうか、

デザイン・職人をされている方のご注文。


その方とのお話を。


メガネの文化は、

レンズを作る技術が進歩し機械での加工がしやすくなった為、

メガネが道具としての域を超えて、

ファッションをプラスする事の出来る

道具へと進歩してきました。

道具としての機能を損なう事無く、

デザインをする事に気を配ってのデザインをされているそうです。


その話を聞いて、


靴は道具としての文化を無視している?

のではないとは思いたいのですが、

業界は・・・・!?

メーカーは・・・・!?


今、足に対して消費者の方たちが無防備ではあるのですが、

足の害が多いことを考えると、

あまり、靴が消費者のためになっているかが疑問ではあります。


靴も道具としての進歩を先に望み、

足への負担を減らす事。

害の少しでも出さない努力が必要です。

それを出来る限りしてのプラスファッションならば

良い事と感じています。


靴とメガネの文化の成り立ち方の違いについて話した事があります。


僕としてもファッションを楽しんでの靴を

望みたいのが正直なところなのですが、

十分に満たす事ができない事が実情です。


足のことを考えずに靴を作ることは、

靴を履いていただいた方にご迷惑をかける事と、

足を無視してのオーダーメイドは

心が痛みますので、

その様な注文はお断りさせていただいています。


靴に対しての業界の認識を求めても実情としては難しいと思いますので、

外反母趾などにならないためにも、

消費者の方が正しく、自分を守れる靴という道具選びを

していただければと思っています。