合併した症状 | 外反母趾と戦う靴職人の日記

合併した症状

こんにちは



外反母趾・内反小趾・ハンマートゥー等の

合併した症状なのでしょうか。


大変な足の方がいらっしゃいました。


歩行が困難な事もあり、杖を使用されています。

履ける靴は無いようです。

足の指が重なり合い、

靴の中で、指先部分の厚みがたりないためです。


「 足の形が悪いから、孫にも見せられないけど、

靴屋さんだから見せるしかないね。 」


お孫さんに見せるには、

恥ずかしい足。

そんな足を恥ずかしそうにしながら、

僕は見せていただきました。


骨格は遺伝しますので、今現在は良くても、

靴による害の可能性で、同じ苦労をさせてしまう可能性と、

身近に苦労をされている実例を見ていただくために

お孫さんにも一度、足を見せていたいだく事を

お勧めしました。

その事には納得していただいたようで、

快く、お孫さんにも感じていただく機会を持たれる様子でした。


そして、これらの写真を数枚取らせていただきました。

履物を作る際の参考にさせていただく事と、

当たり前のことなのですが、

何方の足なのかは明かさない事を条件とした上で、

このブログへの使用の許可をいただきました。


大変ご苦労されている足であることは

写真から感じていただける事と思います。


皆様にも感じていただけることがあればと思います。



靴では無く履物。

履ける道具の注文です。


昨日が二回目、4日ほど前に一度来られて、

お客さまの都合で詳しいお話が出来ませんでした。

そのときに足を見せていただいて、

大変な事と思い、

どのようにすれば良いのかを毎日、よる寝るときも、

頭の中で

いろいろと考えをまとめていました。


指先をどのように守るのか?

どの様にして足を入れてもらうのか?

足を履物に固定できるのか?

さまざまな事を考え、

良いと考える事があっても、

欠点になることも予想できる事と、明らかな事もあり、

今でも案はありますが、確信には至らない物です。


迷いとなることがたくさん、実はあリます。

僕自身も不安と動揺?

を感じています。


じっくり悩んで、出来る限りのベストな履物にして、

毎日使っていただくための道具としたいと思います。


また、お客様とのエピソードは書けるときに。

今日も一日頭の中がいっぱいに考えると思いますが、

がんばって見たいと思います。