外反母趾と戦う靴職人の日記 -4ページ目

楽しい迷い デザインと色選び 〔 色 〕

こんにちは


靴を作りに来るお客さんの多くは

足の悩みを抱えている方が多いのですが、

まず、足の悩み、不安をなくすことを第一の優先とします。


靴を履いていての足の痛いところや

変形具合、巻き爪やタコなどが出来ていないか

を見てお話をさせていただきます。

お客さんの足に対して、合わせて作る事と、

痛みを回避するための説明などをさせていただきます。


第一の優先すべき事です。


大切な事です。


昨日のデザインの次は色です。


履く用途にもよりますが、

ある革の色ならどの色を選んでいただいても良いと思います。

色の組み合わせも自由に組合わせていただければ。


といっても、ほとんどの方は迷ってしまうようです。


お持ちの服の色や、靴を使う場に着ていく服の色を聞いて、

合う色、その色のもつ雰囲気などを説明、


余計に迷ってしまう方も。


色のもつイメージを利用して、服装のアクセント、

アクセント、ワンポイントに足元に利用して

楽しんでいただける色選びができれば

靴を履く事も楽しんでいただけると思います。



楽しい迷い デザインと色選び 〔 デザイン 〕

こんばんわ


靴を作りに来るお客さんの多くは

足の悩みを抱えている方が多いのですが、

まず、足の悩み、不安をなくすことを第一の優先とします。


靴を履いていての足の痛いところや

変形具合、巻き爪やタコなどが出来ていないか

を見てお話をさせていただきます。

お客さんの足に対して、合わせて作る事と、

痛みを回避するための説明などをさせていただきます。


第一の優先すべき事です。


さあ~ 次に悩み。

というよりも、皆さんうれしそうにして迷うところです。

ここからは皆さん不安も無く、

本当に楽しそうに迷っていくところです。


デザインと色


デザインに関しては、

お客さんのご希望をまず聞いて見ます。


日常なのか、特別な場なのか、お仕事なのか、

どのようなときに履きたいか。

それらの事、用途から靴のデザインは決まってきます。


数点の見本は用意してありますので

その中から選んでいただければ、

足への負担の無いものが選んでいただけると思います。


切りよく、

僕もちょっと用事がありますので、

色のお話は明日にしたいと思います。


失礼を致します。





日本の家・住居と靴の関係? 続き

こんにちは、


途中で失礼を・・・。


家の中で玄関で靴を脱ぐという習慣。


足も清々開放されて良い事だと感じます。

畳の上はくつろげる安心感を感じます。

清潔感もあります。


靴を脱いだり履いたりの回数が

生活の中でどうしても増えてしまう。

日本の生活スタイルから来る事です。


そこから来る弊害。


つい、日本人は靴をしっかりと履く習慣が

身に付かないようです。


よく、子どもなどに


「 とんとん 履きなさい。 」


靴に足をただ突っ込んでいるだけになってしまい、

今から外に出て、走ったり歩いたり楽しんでくるというのに、

足に身支度がなされないまま外に送り出す。


大人も同じような身支度を習慣化しています。


靴を草履のように簡単に履いてしまう習慣。


そのような認識での習慣が、

足に靴がしっかりと履けていなくて、

フィットもしないまま一日を過ごす毎日になる

足の弊害が、

外反母趾などの痛みや、変形。

巻き爪やタコ、魚の目にも影響している事に

気が付いている方は少ない様です。


あらゆる症状は何らかの原因がある事なのですが、

ひとつだけの原因での症状もあるのですが、

いくつかの原因が重なり起こす事の方が多く、

交通事故、車両事故に似ているのかも知れません。


その上で、

靴選び、靴の履き方、靴と付き合う正しい認識など

その中のことで、ちょっとちょっと気を配り、

気をつけることで、良い付き合いができる事もあります。

靴の選び方など難しいのですが、

買ってきたその道具を生かす正しい

認識をもちあわせることも

自分の健康と足を守る事にもつながります。


日本の家・住居と靴の関係?

こんにちは


日本の住居のスタイル。

まったく靴と関係が無いようですが、

僕の目にはすごく関わりを感じ、足への影響を感じます。


家の中で玄関で靴を脱ぐという習慣。


足も清々開放されて良い事だと感じます。

畳の上はくつろげる安心感を感じます。

清潔感もあります。


靴を脱いだり履いたりの回数が

生活の中でどうしても増えてしまう。

日本の生活スタイルから来る事です。


そこから来る弊害。


すみません


サッカーの試合に行く時間になってしまいました。

メガネと靴 !?

こんにちは、


三連休は、子どものサッカーの試合です。

ちょっとおひまを・・・。


先日の楽しい靴は、

メガネ、いやサングラスといった方が良いのでしょうか、

デザイン・職人をされている方のご注文。


その方とのお話を。


メガネの文化は、

レンズを作る技術が進歩し機械での加工がしやすくなった為、

メガネが道具としての域を超えて、

ファッションをプラスする事の出来る

道具へと進歩してきました。

道具としての機能を損なう事無く、

デザインをする事に気を配ってのデザインをされているそうです。


その話を聞いて、


靴は道具としての文化を無視している?

のではないとは思いたいのですが、

業界は・・・・!?

メーカーは・・・・!?


今、足に対して消費者の方たちが無防備ではあるのですが、

足の害が多いことを考えると、

あまり、靴が消費者のためになっているかが疑問ではあります。


靴も道具としての進歩を先に望み、

足への負担を減らす事。

害の少しでも出さない努力が必要です。

それを出来る限りしてのプラスファッションならば

良い事と感じています。


靴とメガネの文化の成り立ち方の違いについて話した事があります。


僕としてもファッションを楽しんでの靴を

望みたいのが正直なところなのですが、

十分に満たす事ができない事が実情です。


足のことを考えずに靴を作ることは、

靴を履いていただいた方にご迷惑をかける事と、

足を無視してのオーダーメイドは

心が痛みますので、

その様な注文はお断りさせていただいています。


靴に対しての業界の認識を求めても実情としては難しいと思いますので、

外反母趾などにならないためにも、

消費者の方が正しく、自分を守れる靴という道具選びを

していただければと思っています。




歳と靴の関係

こんにちは


先日の歳の話につながるのかもしれません。


静岡のあるお客さんに二足目の靴を納めることになりました。

一足目は二年程前に作らせていただき、

お話では、

その靴は靴で具合良く履いていたのですが、

最近、右の甲がはいていて痛くなるそうです。

数時間は具合良く履いた後にたまになるとの事。


その靴は具合を良くするための補修を行い履いていただき、

確認のうえ納めました。


話は二足目のほうなのですが、

やはり右の甲が痛い。

回収して、作り直すことにしました。


そのときに体重の増減や、体調のことについて伺うと、

少し以前よりも太られ、体調も何かがおかしい。

変調を感じているそうです。

そして、足のむくみを夕方までに感じているとの事。


足型を測らせていただいたときは午前中。

足型の変化は二年前に比べて、多少はありましたが、

夕方の足型とは違いがありました。


難しい事です。


むくみに対しては、

靴を夕方になるに連れ、変化させる事は不可能です。


今日から作り変えの作業に入ります。

夕方の足にあわせるしかないと考えています。

本当は自主的にお話していただっければ助かる話ではあるのですが、

お年の方は、体調などの変化が日常感じていたりして、

慢性化しているせいかなかなか、口にしていただけない場合も多いです。


歳を取る事の難しさを、お客さんを通していつも感じているのですが、

僕らの世代と違い、微妙に体調の変化が早いようです。


よく、

靴の型を一度、分かってしまえば後は何年たっても

一緒だと考えている方がいらっしゃいますが、

それは間違えで、

体重の変化、歳による体調の変化によって、

変えていく事が必要です。


歳とは、

ただ、生まれてからの年月ではなく、

その間の体の具合の変化や体重に加え、

外反母趾などの症状や変形もしての事として、

歳を語らないといけないのかもしれません。


先日の 「 謙虚に歳を。 」というのは

本当に難しい事ですし、

自覚を出来るかが問われる事だと

重く受け止めています。

あれッ ?

こんにちは


先日の裁断されていた甲革の縫製が終わりました。





後ろから写しました。


あれッ ?


なんかおかしい?







お客さんの注文どおりです。


面白い配色の靴で、

それも、

左右の配色が違っています。


注文した方の遊び心を感じますし、

自立した、個性ある方なので納得です。



謙虚に歳を重ねて体と付き合う。

こんにちは


靴と歳を取っていく事とは関係があると、

常々感じて仕事をしています。


歳、

長年靴を履いてきて、

歳が行けば行くほどに、

若い方よりも歳を増した方たちの方が

外反母趾などの痛みを抱えた方が多いです。


長年の靴との付き合い方に無理が多いようで、

外反母趾等になるケース。

老化によってのことも考えられると思います。


夫婦で見えるお客さん方でも、

旦那さんのほうが表面上は、皮膚などが汚かったりしますが、

圧倒的に、奥さんの方が変形を伴ったり、

痛みを伴っている方が多いです。


男女の靴に対する、購入する際の意識にも関係しているとは思いますが、

特に女性の方は、足を守る事、

よりも綺麗で痛い事の意識が、

長い年月の靴との付き合いによって、

足を壊しているのだと思われます。


そして、外反母趾などの変形が無くても


歳?


もあるかと思いますが、

痛みを伴う方は少なくありません。


靴の選び方には、

足の形や痛み具合などの注意も必要だと思いますが、

歳をお考えになった、謙虚さも持ち合わせると

晩年にお役に立ち、ご健康でいられると思います。


謙虚さ、個人差がありますので底の所もご注意を。


謙虚に。


いろいろな方のご意見に感謝します

こんにちは、


pantayaさんや番頭さんなど

いろいろな方からのご意見に感謝します。


足にあわせる、あっている状態というのは

難しい事で、言葉でも漠然としている感じがしています。


靴の職人をしている僕自身

その様に感じているのが正直なところです。


足に合わせて靴を作っているのですが、

100パーセント足に合わせる事は不可能な事ですし、

使用しての革の伸びなどやゴム、ヒモの緩みを

抑える事はまず無理な事です。

( * 使用する方の心がけも必要と感じています。 )


僕なりに補足にさせていただき書かせていただきます。


靴を作る際に、足を測りそれを参考にして靴を作るのですが、

測っただけでの靴づくりには限界があり、より良くするための工夫や、

考え、経験なども必要だと思います。


足の変形具合や痛みの度合い、箇所によって作るために

さまざまな事を考えさせられますし、経験となります。


その事から僕の得た今のひとつの結論は、


「 靴を作り、お客さんに渡してからが本当の仕事 」


という事です。

僕としては、真剣に考え、

お客さんに 「 痛い 」 などと、

もちろん言わせたくもありませんし、

履いた結果、

「 良かった 」

といっていただくために作っています。

しかしながら、

靴は、渡すときの一時良くても、

履いての数時間に不具合があっては、

意味の無い事です。

ですから、どの方にも靴を渡すときに言わせていただくのですが、


「 何か、靴を履いていての不具合を感じたら、必ず言って頂きたい。 」


その後のことはしっかりとアフター、というよりも

それが本当の仕事だと感じていますから言わせていただきます。


靴は歩いていて、

何が起こるかわからない道具だとさえ僕は感じています。

とても難しく、軽視されている道具だと感じます。


100パーセントは無理だと思いますが、

それに近づける努力を業界がしない以上

僕のやるべき道はそこにあると思いますし、

近づけることに協力と理解をしてくれる人たちもいます。

このブログを始めてよかったと感謝します。


面白そうな今回のお仕事

こんにちは友樹です。


今日は子どものサッカーの試合がありますので、

休業します。






今、注文をいただいている靴の裁断を終えた革です。


常にいろいろな注文をいただくのですが、

今回変わった雰囲気の靴の色の感じになると思います。

見ている方には分かりにくいとは思いますが、

ちょっと面白そうな靴です。